国民革命忠烈祠(2015初夏台湾 其ノ十)


台北市中山区剣潭山にある国民革命忠烈祠。一九六九年、日本統治時代に台湾護国神社があった場所に創建された。辛亥革命中華民国の建国発展に尽くして犠牲となった烈士や日中戦争などにおいて戦没した英霊を祀る祠で、一般には忠烈祠として知られている。一九九0年代以降は殉職した警察官や消防士たちも祀られるようになった。
陸海空軍より選抜された兵士が儀仗兵として詰めており、一時間ごとに行われる衛兵交代のセレモニーが訪れた人たちの目を引く。その資格だが175-95cm、体重65kg+−1kgが条件で、さらに厳しい訓練に合格してはじめて就くことができる。
ステータスは相当に高く、現地の女性ガイドさんは「忠烈祠の儀仗兵もしくはその経験者とのお見合い話があれば、相手の女性は無条件で承諾すると思いますね」と語っていた。