2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ベトナム旅行〜ダナン、フエ、ホイアン

八月三十一日。早朝、京成上野駅から成田国際空港へ向かい、十時三十分発ベトナム、ダナン空港行きの航空機に搭乗したのはよかったが、台風の影響のため二時間近く待たされようやく出発した。あらかじめ遅発がわかっていたななら、機内じゃなく、できればミ…

都心猛暑日過去最多

クエンティン・タランティーノ『その昔、ハリウッドで』(文藝春秋)を読んでいる。映画のノヴェライゼーションとのことだが、スクリーンにはなかった映画談義がどどーんとぶち込まれていて、楽しさ満載、ずいぶんとお得感がある。田口俊樹氏の訳筆も大いに…

英語のノートの余白に(5)men

英語の学び直しの一環で伊藤和夫『英文解釈教室』(新装版、研究社)を読んでいる。Amazonのコメント欄には、旧帝大クラスを志望する受験生のほかは必要度は高くないとあったから、止しておこうかなと思ったが、そこまで書かれると怖いもの見たさがよけい募…

英語のノートの余白に (4)“Prints it?”

コナン・ドイル『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』に収める「赤い輪」の冒頭、下宿屋の女主人ウォーレン夫人が、十日前から住んでいる下宿人の様子があまりに風変わりなのでホームズのところに相談にやってくる。 その下宿人は朝から晩まで部屋のなかを歩…

英語のノートの余白に(3) emotional coloring

江川泰一郎『英文法解説』(金子書房)を読んでいるとときに英文法って面白いなと思う。さすが柴田元幸、西村良樹、森田修『シャーロック・ホームズで学ぶ英文法』(アスク出版)に「これ1冊持っていれば十分かもしれません。読み物としても大変面白く」と紹…

英語のノートの余白に(2)coquettish

美食批評の名著として誉れ高い『美味礼讃』で、著者のブリア=サヴァランは、ロマネスクな恋愛、コケットリー、モードこそが現代社会を牽引する三つの大きな原動力であり、これらは生粋にフランスの発明であり、とくにコケットリーという概念に関しては、フラ…