王宮(2017夏 タイ其ノ十)


バンコク発祥の地とされる王宮周辺にはワット・プラケーオ、ワット・ポーといったタイで最も格式の高い王室寺院が建つ。24万4千平方メートルの広大な敷地に豪華絢爛な建物、独特な色使いのタイル、ユニークな仏像など、さすがこの国最高の観光スポットの名にふさわしい場所だ。
ここを都として定めたのはラーマ1世。現国王ラーマ十世はチットラダー宮殿で暮らしているそうだが、王室の行事や式典は多くここで行われている。
バンコクへ着くとさっそくガイド氏から、王宮を訪れるときはくれぐれも服装に気を遣ってくださいとご注意があった。ノースリーブ、ショートパンツなど露出の多い服装はだめ、レギンスはタイでは下着扱いです云々。
格式の高さから来るドレスコードなのだった。