ホテルの絵画(土耳古の旅 其ノ四十一)

ホテルに掛けてあった絵画。ヨーロッパとアジアにまたがるイスタンブールの街、そのあいだによこたわる海。これぞトルコの人にとって自慢の風景であろう。絵を見ているとそんな気がしてくる。素晴らしい風景を眺めながらトルコ料理を口にする人生の幸福。絵画はそんなことをも思わせる。
料理については旅行前に見たNHKBS放送の「世界ふれあい紀行」で人気料理ベスト3として第三位ドネル・ケバブ(パンに削りとったビーフやチキンを野菜とともにしっかりはさむ)第二位ミディエ・ドルマス(ムール貝の下にピラフがぎっしり敷かれていてピラフには貝のうま味がしみこんでいる)そして第一位サバサンドが挙がっていた。
ドネル・ケバブとミディエ・ドルマスは体験済みで、残るは括弧書き不要の有名なサバサンドだ。いよいよ明日は実質的な最終日。ボスフォラス海峡のクルーズで眺めをたのしみ、サバサンドをめざす。