「鈴懸の径」歌碑

〈友と語らん 鈴懸の径 通いなれたる 学舎の街/やさしの小鈴 葉かげに鳴れば 夢はかえるよ 鈴懸の径〉。立教大学にある「鈴懸の径」の歌碑。
もとは三拍子の曲だが一九五七年、鈴木章治とリズム・エースにベニー・グッドマン・オーケストラのメンバーとして来日中のピーナッツ・ハッコーが参加し、クラリネット二重奏のスィングジャズとして大ヒットした。
近年では映像作家の浅井慎平が仲間のハワイアンバンドをバックに歌っていて、これには作詞の佐伯孝夫の遺族の承認を得て、浅井作詞の二番、三番の歌詞がある。
〈熱き思いを 心に秘めて 澄んだ瞳は 青空映す/窓辺の花に 頬を寄せれば 夢はかえるよ 鈴懸の径〉
〈月日は移り 想い出だけが いまも浮かぶよ 別れた友の/若き日の歌 風にのせれば 夢はかえるよ 鈴懸の径〉