サン・ジェルマン・デ・プレはサルトル、ボーヴォワール、ジュリエット・グレコ、ゴダール、トリュフォーたちが集ったパリの文化活動の中心地として知られる。その姿は過去のものとなったが、いまもジャーナリストや演劇人の溜まり場となっているカフェはあるそうだ。
セーヌ川岸からサン・ジェエルマン・デ・プレの商店街に入ったところで、ストリートミュージシャンがジャズを演奏していた。楽器編成に見られるようにオールドファッションというか、フランスらしくいえばヴィンテージなジャズで、昼食はシャンゼリゼでとろうかなと考えていたけれど楽しく素敵なジャズで急遽変更して演奏している対面のレストランの舗道のテーブルでの食事とした。
思いもよらなかったジャズを聴きながらの昼食だった。もちろん感謝の意をこめて少しばかりですけどお金を入れてきましたよ。