「ライクス・ミュージアム」と呼ばれるアムステルダム国立美術館。ライクスRijkは英語のSTATEにあたる。収蔵品としてはレンブラント「夜警」「自画像」やフェルメール「牛乳を注ぐ女」「手紙を読む青衣の女」など十七世紀オランダ絵画の充実で知られる。
二00四年から大規模な改修が行われ、本館は十年にわたり閉鎖されていたが二0一三年四月に開館されたと説明を受けた。わたしたちにとってはラッキーだったわけだ。
建物と絵画はいうまでもないけれどここは周囲の景観もすばらしく、マロニエの木々、広大な芝生の庭園、紅黄葉の彩りなど美術鑑賞には最高の環境だ。
写真のトンネル状の入口は生活道として通り抜けになっており、ここを抜けてすこし歩くとモダンなヴァン・ゴッホ美術館がある。