タイ古典舞踊(2017夏タイ 其ノ十二)


古典舞踊、ニューハーフショー、ムエタイ(いわゆるキックボクシング)がタイの三大エンターテインメントなのだそうだ。旅の最後の夜はディナーショーで古典舞踊をたのしんだ。かつては宮廷でのみ披露されていた伝統の舞は神聖でいてきらびやか、民族楽器の伴奏はけっこうリズミカルで調子がよい。
ショーの前半は美女たちの舞踊、後半は仮面劇の二部構成で、仮面劇はインドの叙事詩ラーマーヤナ』のタイ版『ラーマキエン』を素材にしている。仮面をかぶっているのは猿軍団の演者で、その姿に京劇や歌舞伎の隈取りとの類似を思った。
ディナーショーのあとニューハーフショーに出かける方々がいて、その「濃さ」の追求に圧倒されるというか頭が下がった。わたしたちはナイトマーケットに出かけ、値切りながら衣料や雑貨のショッピングを楽しんでおりました。