スカーフ(モロッコの旅 其ノ三十四)


同行のみなさんがラバトでスカーフを買っていらした。なるほどモロッコらしくてしかも軽いからおみやげに最適だ。そこで付和雷同の老骨もさっそく何枚か買い求めた。なかにはすぐにガイドさんに巻き方を習って身に着けている方もいた。
本格的なターバンを買った人もいたが、あれは日本で着けるにはけっこう気合を必要とするのではないかなあ。忘年会の余興にはうってつけか。
ある方が、あしたのサハラ砂漠の夜明けはスカーフ持参で行きましょうよとおっしゃるので、さっそくみやげに買った一枚を自分用とした。一息ついたところでガイドさんによるベルベル人のターバン(スカーフ)の巻き方の講習会がはじまった。いくつかやり方があり、YouTubeにも紹介がある。
申すまでもなくどんくさい日本のわたしである。見よう見まねでお手伝いもいただきながらようやくマスターした。こうした姿を写真に撮るなんて旅行前には思いもよらないことだった。