2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

政治家の失言

塚田一郎国土交通省副大臣が四月一日、福岡県北九州市で行われた集会で、下関北九州道路構想が本年度から国による直轄調査となったことについて「総理とか副総理が言えないので、私が忖度した」と発言し、現職副大臣による公正さを欠いた利益誘導発言として…

「行ってまいります」「申し訳ございません」

新学期がはじまった。わが家は小学校に近く、学校のある日は大通りの信号に交通指導員の方が立ち、横断歩道を渡る小学生に「行ってらっしゃい」と声をかけると子供たちは「行ってきます」と元気な声を返している。 わたしがジョギングを終えて自宅に帰ってく…

「記者たち 衝撃と畏怖の真実」~「バイス」

二00二年一月二十九日ジョージ・W・ブッシュ米大統領は一般教書演説で「イラクが大量破壊兵器を保有し、テロを支援している」と糾弾し、翌年三月アメリカはイラクとの開戦に踏み切った。 このときウォーターゲート事件の調査・報道でニクソン大統領を追い…

森泉笙子 個展 「もうヒトツのソラ-いつのまにか私は駆けだしていた」のお知らせ

Gallery Zaroff企画 「森泉笙子 個展 もうヒトツのソラ-いつのまにか私は駆けだしていた」が4月25日(木)から30日(火)まで画廊・珈琲Zaroff(東京都渋谷区初台1-11-9五差路 tel.03-6322-9032)で開催されます。たくさんの方のご鑑賞をお願い申し上げます。…

勧められた本

アラビア語原典から訳出した東洋文庫版『アラビアンナイト』は畏れ多くて手を出せなかったものの、ちくま文庫のバートン版はいっとき書架を飾っていて、結果は、二巻目で断念し、手放した。 苦い思い出の『アラビアンナイト』だが、古書店の均一本の棚に阿刀…

「ビリーブ 未来への大逆転」

古代ローマにおけるグラディエイターどうしの命を賭けた戦いや猛獣との死闘は映画のなかではともかく、現実となるとたまったものじゃない。格闘を格闘技というスポーツとしたのは人類の大きな進歩だった。 ついでに?権力闘争を票数の競い合いに、正邪の判定…

義理とふんどしを欠く覚悟、できてます。

「私の理性は曲げられたり折られたりするようには仕込まれてはおらぬ。そうされるのは私の膝である」。モンテーニュ『エセー』より。 三月三日の東京マラソンで、35、6キロあたりから膝に痛みが生じて難渋してしまった。曲げると痛く、階段の上り下りにも痛…