2013-01-05から1日間の記事一覧

『快楽としてのミステリー』

丸谷才一氏の晩年の著作は多く自身の仕事を総括する意図から出たもので、いずれも「丸谷才一自身による丸谷才一」とでもいえる批評的編集の方針に基づいていたと毎日新聞の書評欄に鹿島茂さんが書いていた。 多年にわたるミステリーのエッセイと書評を収めた…